三鷹交通が教えるタクシーメーターの使い方
教授名: 菅野 昭人
授業科目: その他
勤務先: 三鷹交通株式会社
勤務地: 東京三鷹市
タクシードライバーにおける基礎疾患や障害による採用基準
教授名: 長倉
授業科目: その他
勤務先: 株式会社越谷タクシー
勤務地: 埼玉越谷市
神奈川県のタクシー地理試験について
教授名: 若杉 信洋
授業科目: その他
勤務先: 北斗タクシー株式会社
勤務地: 神奈川横浜市
公開日:2021年06月21日
勤務地 | 神奈川川崎市 | 勤務先 | ひまわり交通株式会社 |
職種 | タクシー乗務員 | タクシー歴 | 3年 |
プロフィール |
タクシー転職大学では各項目の授業を質疑応答形式で行った内容を記事として公開しています。転職の参考にしてください!
ータクシー会社でのイベントや行事はどのようなものがありますか?
久保教授ーコロナの影響で、去年からは設けられていませんが、社員旅行がありました。ただタクシー会社は365日稼働する仕事なので、1回で全員が行けるわけではない為、2班に分かれて行っていました。
ー社員旅行に参加する条件等はありますか?
久保教授ー特にはありません。旅行中の飲食代、宿代、交通費は会社が全額負担してくれます。
ー過去行った旅行先は?
久保教授ー直近だと箱根に行きました。他は伊豆などに1泊2日で行きました。
ー2班に分かれるということですが、各班で何名くらいになりますか?
久保教授ーバスを借りて行きますが、多い時で50~60名くらいです。強制参加ではないので、1班だと30名くらいです。社員旅行期間は、それぞれシフトをずらしたり有給休暇を取得して参加します。
ーその他にイベント行事はありますか?
久保教授ーその他ですと7~8月と10月、12月、1月の各種イベント時期にはひまわり交通のイベントカー、デコレーションカーを設けて走っています。
※イベントタクシーカー(サマーバージョン)
ーイベントカーでどんなことをするんですか?
久保教授ー5年以上前から行っていてハロウィン、正月、クリスマスなどのイベント時、夏はサマーバージョンのイベントタクシーカーを走らせます。
ーイベントタクシーを始めたきっかけは?
久保教授ーまるっきり違う地域に行っても目立つため、SNSに投稿してくれる方もいますし、そこから「ひまわり交通」を検索して入社してくれる方もいます。ひまわり交通のブランディング的な理由です。東京都内に行くと警察の方が二度見してきますよ笑
ーイベントタクシーは何台くらいあるんですか?
久保教授ー 各シーズンに1台だけです。
※イベントタクシーカー(ハロウィンバージョン)
ーイベントタクシーに乗る乗務員さんの選定は?
久保教授ー希望した方が乗ります。年々乗車を希望する人が増えています。
ーイベントタクシーで勤務することで売上は変わりますか?
久保教授ー自信がない人が乗ると落ちるかもしれません。斎場関係のお客様はNGですし、ホテルなどもNGなので優先配車なども絞られてしまいます。
ただ私は1年目からイベントタクシーに乗ってますが、そうすると純粋に手を挙げているお客様を乗車させるスキルが磨かれると思います。立ち回り方の勉強になりますね。
※イベントタクシーカー(クリスマスバージョン)
ーイベントタクシーのデザインはどうアレンジされるんですか?
久保教授ーひまわり交通がある川崎市は、元々ハロウィン発祥の地という説があります。近年では仮装パーティーが盛り上がっていますが、実は大分前からあり、地域に根差した活動を色々やっている中で、何かコミットできないかなと思ったところで、行燈をカボチャにしたら面白いんじゃないか、というところでまず行燈を作りました。
初めは車内でお菓子を配ったりするのが良いかなと思ったんですが、町中を走って乗車したお客様が何か面白いと思ってもらえるように、初年度はまず行燈だけカスタマイズして走りました。
そうしたらそんなに目立たなかったんです(笑)、行燈だけだったので。。。
そして翌年はもうちょっとデコレーションした方が良いということになり、ステッカーを貼ったり内装を少し変えてみたら少しずつ認知されるようになりました。
そこから更に目立たせようとしてデコレーションを増やして今に至る感じです。仮装行列でチッタエンターテイメントさんとコラボしたいという目標があったんですが、主催のチッタエンターテイメントさんからイベントタクシーカーをSNSに掲載していいかと連絡が来て、こちらもチネチッタで写真を撮っても良いということになりコラボを実現することができました。
お正月バージョンは鏡餅のデザインなのですが、正月ですと川崎大師での初詣をする方が多く、偶然乗車した方が縁起が良いといって、正月の金杯はこの車のナンバーで買ってみようとか言われて結構喜ばれます。
毎日のように利用して頂くお客様の中には、人工透析をしている方も結構いらっしゃいます。そういう方達は基本的には週に3日、場合によっては週に6日間利用して下さるんですが、それでも3~4週間の範囲で1回イベントタクシーに乗れるか見れるかどうかなため、その中でお迎えに上がるととても喜ばれます。
※イベントタクシーカー(正月バージョン)
ー今後新しいデザインのイベントタクシーが登場することはありますか?
久保教授ー将来的に思っているのは、ひまわり交通の行燈って『丸形』なんですよ、色が黄色なのでまさにドラゴンボールだなと(笑)
弊社だけではなく神奈川県内のタクシー会社全体でやりたいと思っている事は、今のタクシーアプリは車両の位置が分かるので、7車両で1台ずつドラゴンボールの行燈を乗せてドラゴンレーダーのようなGPSが機能で、7台すべて乗車した方にプレゼントを差し上げる企画をやることが夢ですね。
関東で1台しか常にやらない事と、期間限定でやっているのでイベントのスタート時から季節感を感じて頂けるお客様がおり、各種SNSでの拡散というのが去年あたりから増えてきていると感じています。
私はまだタクシードライバー経験が3年ですけど、1年目というのは自分独自のフェイスブックだったりインスタグラムにアップして、それが段々広がってきてひまわり交通自体のイベントカーで検索して頂いたりするので、もっとそういったことを通じて弊社や川崎市内に良いイメージを持っていただければ良いなと思っています。
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