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タクシー業界のニュース

2006年10月20日

団結し立ち上がれ 関東ブロック総会開催

「飲酒運転はモラルハザードの一環」  大野清一会長

関東地区ハイヤータクシー協議会(会長=大野清一神奈川県タクシー協会会長)は六日、 千代田区の「アルカディア市ヶ谷」で平成十八年度の事業計画、同収支予算を決めたほか「交通事故撲滅に関する決議」を採択した。 また、 当日は関東運輸局の増田浩自動車交通部長、綿引正明自動車業務監査指導部長による特別講演を行った。

あいさつに立った大野会長はタクシーの将来ビジョン小委員会の報告書について、 「ハイタクの規制緩和後の実績についての市場の失敗という一項目が記された。 実感としてその表現が的確だと感じる」と述べ、ハイタク経営者と行政の感覚の乖離が縮小したとの見方を示しつつも、 ハイタクにおける飲酒運転の摘発や交通事故の発生状況が相次いでいる事について 「モラルハザードの一環であるとの思いを強くしている」として、 規制緩和の負の部分が依然として業界内に色濃く残っている事に強い危機感を示した。

大野清一会長

そのうえで大野会長は「市場の失敗を待つまでも無く、我々事業者が団結して立ち上がらなければならない」と強調し、 健全な事業運営を促した。

「撲滅に向けて全力を」と強く要請する  大藪譲治関運局長

大藪譲治関運局長

また、運賃改定の動きに触れ「デフレ経済の収束まじかといわれているが、 ハイタクは原油高騰の影響を受けて非常に厳しい環境にある。

また、労働条件も年々低下している中、 産業の将来を考えた場合には良質な乗務員の確保が不可欠だ」と語り、運賃改定の必要性を強調するとともに理解を求めた。
議事では

①利用者ニーズ対応の促進

②運賃競争等の回避のための取り組み

③交通事故防止対策の推進――

など七項目に渡る平成十八年度事業計画と決めるとともに総額約百三十万円の収支予算を決めた。 また「公共運送機関としての使命達成のため、交通事故防止対策の強化などの安全確保を図る」 とした交通事故絶滅に関する総会決議を採択した。 来賓として出席した関東運輸局の大藪譲治局長は祝辞の中で、 館内で飲酒運転により乗務員が逮捕された事について「大変遺憾なことだ。撲滅に向けて全力を挙げて取り組んで欲しい」 と強く要請した。 また、放置駐車取締りの強化により道路環境が改善されていないとの見方を示しつつ 「依然として駅前、繁華街での客待ちタクシーによる渋滞は改善されていないと認識している」 と述べ、改善の為の自主的な取り組みを始めた。

管内の運賃改定の動向に言及し「審査の段階では運賃改定の背景、理由についてつぶさに審査する。 社会に有用なタクシーサービスを継続的に供給していくために必要であるとの合理性があるのかどうかについて、調べる事になる。 業界全体においては運賃改定に対する利用者の理解が進むよう取り組むべきではないか」とかたり、 審査での行政サイドのポイントを示唆した。

また全国乗用自動車連合会の新倉尚文会長が来賓として出席し祝辞を述べた。 特別講演では増田部長が「最近のタクシー行政について」と題して、 綿引部長が「自動車運送事業の安全性の向上に向けた総合的な取り組みについて」と題して講演した。

益田浩関運局自交部長

益田部長は講演の中で、最近あった苦情を引き合いにしつつ、 乗務員の地理不案内の度合いが高まっている事を指摘し、改善の取り組みを促した。 また、客待ち駐車について「警察も痺れを切らせている状況にある」として、迅速な対応を求めた。

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