東京オリンピック・パラリンピック

2020年夏のオリンピックとパラリンピックの開催都市が、東京に決まりました。総会での最終プレゼンの様子をTVで拝見しましたが、皆さん堂々とされていて、本当に素晴らしかったと思います。私ごときが偉そうに言うのも、どうかと思いますが、本心なので敢えて言わせていただきます。

東京開催に関しましては、タクシー業界としては、安穏としていられない問題もありますが、ここではプレゼンの話をしたいと思います。印象に残っているのは滝川クリステルさん。『おもてなし』という言葉を使ってくださったのが、嬉しかったですね。あの笑顔で、あんな言葉の刻み方をされた日にゃぁ私だって、持ってない票を入れますよ。後にインタビューで、どうしてもこの言葉をスピーチに入れたかったと言っていたのが印象的です。

『おもてなし』この言葉は、『モッタイナイ』に肩を並べる世界中の合言葉になるかもしれません。私がこの言葉を気にするのは、ある外国の方が、「おもてなしの素晴らしさでは日本がイチバン!」と、言っていたからです。日本での飲食店で、感動することがあったそうです。具体的には、レストランの『おしぼり』のサービスのことを言っていました。日本人にしたら「何で?」ですが、他の国ではないんだそうです。寒い季節に温かい、暑い季節には冷たい『おしぼり』のサービスが。

そして、もう一つ。寒い季節にその店に入ったので、最初は温かい・・・というより、熱いお茶を出されたんだそうです。まぁ、日本ではよくあること。さて、ここからです。その方は、食後に薬を飲む習慣があったそうで、箸を置いた後、おもむろに薬の入ったケースを出しました。その刹那、コトリとテーブルに置かれたのが、常温の水です。日本の接客に慣れている私でも、感動する話です。

もしかしたら、サービスする側にとっては、取るに足らない瑣末なこと、当たり前のことと思っているかもしれません。ですが、大切なことは、そのさりげないことを相手がどう思うか、感じとってくれるかだと思うのです。

今やお馴染みの日本のタクシーサービスの一つである、オート・ドアサービスも1964年の東京五輪を契機に全国的に広まったと聞きます。インフラ整備も大切ですが、世知辛いと言われている昨今、日本人に染みついている土着の精神といってもよい『おもてなしの心』を前面に出してもよいのではないでしょうか。他の国の方が見て、素晴らしいと思えることを素直に実践し、喜んでもらう。大切なことだと思います。

 

 

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