月別アーカイブ: 3月 2016

ありえないランキング

先日、テレビのニュース番組で、都内のあるタクシードライバーさんにスポットを当てた特集を放送していました。リアルタイムで見た訳ではなく、「こんなのやってましたよ」と、情報提供をしてくださった方がいたのです。本当にありがたい事です。 そのドライバーさんは、お年を召した方でしたが、乗る方、乗る方に気さくに話しかけ、芯からタクシードラバーという仕事を楽しんでいる…? というより、謳歌しているように見えました。『謳歌』という言葉は、元々、声を【合わせて】歌う、声を【揃えて】褒めたたえることなど、一人でなく【皆】 で共有するという意味があります。ニュース映像を見る限り、マンツーマンの接客でしたが、それでもこの『謳歌』という言葉が 相応しく思えたのは、その方が人数を凌駕する位の明るさと個性を放っていたからだと思います。 とはいえ、お客様とフランクに話すその営業スタイルは、誰でも彼でも出来る訳ではない、その方独自の経験則と個性を最大限に活かしたものだと思います。そこを分かっていないで、ただ模倣しようとすると、クレームに直結する恐れもあるので注意が必要です。 タクシードライバーさんの『ありえない接客』について、お客様という立場になって、何人かと話をした事があるのですが、敢えてその内のいくつかをご紹介したいと思います。通常で あれば良いところにスポットを当てなければいけないのですが、それだけではフェアではないですし、これからこの仕事を目指す方にとって、反面教師に していただきたい気持ちもある事をご理解ください。 もっとも、相当にとんでいる人をセレクトしたので、その必要すらないかもしれません。順位をつけていますが、あきれ・怒り指数としてではなく、あくまで独断である事をお断りしておきます。 第5位 何を言っているのか分からなかった 時の総理で『言語明瞭 意味不明瞭』と言われた人がいましたが、そちらとは流派が違い、言っている事がよその国の言葉に聞こえる位、滑舌の悪いドライバーさんでした。極端に言うと「かしこまりました」が、「カシューナッツありました」に聞こえます。その割によく話しかけてくる方で、こちらの方が気を遣うような始末でした。これでは本末転倒と言わざるを得ません。 第4位 ほぼ歯がなかった 入れ歯や差し歯に不具合があり、当日たまたまその状態だったとしたら気の毒な話なのですが、歯が『ほぼ無い』状態で接客するというのはアウトだと思います。たまに運転中に振り向き、全開で笑顔を見せてきたそうですが、キラー・スマイルはもちろん、運転中に振り向く事自体、そもそもがNGです。 第3位 大門(だいもん)風サングラスをかけていた 『西武警察』という刑事ドラマの中で、捜査課のリーダーがかけていたレイバンのティアドロップフレームの事です。フィクションとはいえ刑事がかけるのもどうかと思いますが、接客業を生業としている人がかけるのも何をかいわんやです 。その日は陽の光がまぶしい日ではなく、けっこうな曇りの日だったそうです。 第2位 車内がぺヤングだった 商品のブランド名を出して恐縮ですが、皆さんご存知のソースやきそばの事を言っています。もちろん、こちらの商品が悪い訳ではありません。私などは、空手部風の部員が「オスッ!」と屋台のオヤジに返事をしている、使い回しし過ぎて画質が粗くなったCMの頃から、こちらの商品のファンです。問題は『残り香』です。車内で食べたであろうぺヤングの匂いで、誰しも悶絶したくはありません。マナー以前の問題だとも思うのですが…。 第1位 歌を聞かされた 「いくら何でもこれはないでしょう」情報提供者にガセネタ疑惑の眼差しを向けました。よくよく話を聞くと、自作の歌やアカペラで急に歌い出した訳ではなく、ラジオの歌謡曲に合わせてドライバーさんが結構なボリュームで歌ったんだそうです。お客様としたらご自分の好きな曲だった場合、オリジナルの歌声でうっとりと聴き入りたいもの。それを、よくわからない人の声で上書きされる訳ですから、これはこれで大変な迷惑です。 上記はごく一部の方々です。大多数の方は真面目に、ひたむきにやっていらっしゃいますので誤解なきよう。今や業界も試験に接遇を盛り込み、これまで以上にそちらの方面にウェイトを置いています。いい加減な接遇をしているドライバーさんは淘汰されていくでしょうし、またそうならないといけないとも思います。              

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いろいろなタクシー

前々回、東京オリンピックに向けて海外から来られるお客様のために天守閣を戴いたお城タクシーなんてのも…という話をしましたが、それは突飛な発想過ぎるにしても、世の中実に様々なタクシーがあるものです。 ベンツ、BMWはもちろん、キャデラックやボルボなど、「えっ!?タクシー!?」と思ってしまうような車種を使ったタクシーも。個人的には光岡のガリュー(こちらもタクシー車両であり)に乗ってみたいですね。後は、エッヘン気分でトヨタ・センチュリーなども一度は乗ってみたいものです。 車種自体は見慣れたものでも、ラッピングが斬新なタクシーもあります。お馴染みの熊本県のゆるキャラ『くまもん』のものや、アディダスがサッカー日本代表のユニフォームをイメージしてラッピング装飾を施した『adidas 円陣タクシー』もよかったですね。選手数通り11台限定で、うち4台に選手の直筆サインが入っているプレミア車両なんてものもありました。乗車すると記念手帳がもらえた事もファンには嬉しい特典でした。 ピーカンや心地良い風が吹いている時、オープンカーに乗って見たいと思う時があります。とはいえ、所有でもしていない限り、なかなかに乗る機会はないもの。ところが、都内のある企業ではオープン・ハイヤーを導入しています。どうでもいい話ですが、私は子供の頃からハイヤーという言葉を聞くと、騎士か戦国武将の姿を想像してしまいます。掛け声のように聞こえるからでしょうか、「ハイヤーッ!」って。ですので、騎乗しているが如く風を感じられるオープンカーとハイヤーは、私の中で絶妙にマッチしています。 さんざっぱら書かせていただきましたが、ビジュアルでは『うどんタクシー』が私の中では筆頭です。うどん王国・香川県で実際に走っています。タクシーの天井に付いている社名表示灯(行灯)が『うどん』を模しています。浅草の合羽橋道具街で見かける食品サンプルに負けないくらい、なかなかに旨そうです。うどん店へお客様をご案内できる『うどん選任乗務員』になるためには、筆記試験・実地試験・手打ち試験にパスしなければなりません。うどんの手打ち試験を行う時点で、「タクシーから離れているし」とういうツッコミの声も聞こえてきますが、『売り』となる名物がある地域ならではのユニークさです。 かように実にいろいろなタクシーがありますが、お客様に心から楽しんでいただくという接客業の要を押さえた企業姿勢は、素晴らしいの一語に尽きますし、利用者としても楽しい事はウェルカムです。まだいろいろとありそうです。またご紹介していきたいですね。      

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いろいろなドライバー

『旅客自動車運送事業』とういう言葉があります。広義では他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送する事業という事になりますが、その中でも細分化されていまして、簡単にではありますが、説明しますと以下になります。 『一般乗合旅客自動車運送事業』→路線バス、都市間バスなどが挙げられます。運行する時間と経路をあらかじめ定め、不特定多数のお客様を乗り合わせて行う事業です。 『一般貸切旅客自動車運送事業』→貸切バスなどがここに入るでしょうか。企業・団体等と運送の契約を結び、車両を貸し切って運送する事業という事になります。 『一般乗用旅客自動車運送事業』→使用する車両は、乗車定員が10人以下の自動車になります。そうです。タクシー・ハイヤーがここに該当します。 さて、ようやっと出たタクシーとハイヤーですが、その違いとは何でしょう。よく訊かれる事ですので、違いを簡単にご説明させていただきます。まず、タクシーはお客様の求めに応じ、街中での乗車が主になります。片やハイヤーは完全予約制になります。 両方の仕事に共通している事は、お客様にご利用いただく事、そして二種免許が必要な事です。その二種免許を取得する際にも、以下のような資格が必要になります。 【21歳以上かつ大型、中型、普通、大型特殊免許のいずれかの免許を現に受けており、経験が通算3年以上の方】 他にも視力検査等の諸条件はありますが、ここでは意外と難関と言われている二種免許の事にウェイトを置いて少しお話ししたいと思います。意外となんて言ってしまいましたが、普通免許を持っている方は、『既に通って来た道』と軽く考えてしまい、油断をしてしまう傾向があるので、敢えてこの言葉を使いました。合格率は決して高くありません。ある年のデータでは、普通免許の合格率が68.9%に対して、二種免許の合格率は34.1%でした。 確かに難関ではありますが、全国でタクシードライバーの数は35万人を超えている訳ですから、恐れるに足りずともいえます。ですが、人には得手・不得手があります。どうしてもタクシードライバーの勤務形態が自分には合わないという人もいるかと思います。 そのような方には、二種免許を必要としない、それでいてお客様のニーズに応える事ができるプロフェッショナル・ドライバーの仕事があります。お客様(主に企業)の求めに応じて、ドライバーさんをアウトソーシングする形態です。 タクシーの仕事は、自ら創意工夫してお客様を、ある意味で開拓していく仕事です。『攻め』の姿勢が肝要ともいえます。今回の企業専属ドライバー(ここではそのように言います)は、当然、自ら動く事はNGなので、いかにお客様のご要望に臨機応変に応える事ができるかが肝要になります。 適材適所の言葉通り、タクシーの勤務形態は合わなくても、後者の勤務形態がピタリと当てはまる人はいます。個人的にはご自分に合うフィールドでのびのびと仕事をされる事が、メンタルヘルスの見地からも何よりの事かと思います。 ご興味のある方は、お気軽にタクシーハローワークまでお問い合わせください。      

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ピンク・カラー

最近は家電や小物など、随分とカラフルなものが増えましたね。ただ、驚いたのはピンク色の霊柩車がある事を聞いた時です。洋型霊柩車との事ですが、どちらにしましてもなかなかに思い切った発想かと思います。 タクシー車両も御多分に洩れず、こにきて随分と車体の色に変化を見せております。実際、ピンク色の車体にやわからいフォルムの車両を導入し、女性ドライバーが運転するセクションを設けている企業はあります。街で走行しているところを見てみたいものです。女性ドライバーの数は依然増え続けているだけにこれから大いに期待したいところです。 女性の好きな色、もしくは女性らしい色というのは、ピンクになるのでしょうか。世代にもよるかと思いましたので統計を調べてみましたら、全世代を通して、ピンクを好きな色として挙げている女性がやはり多いようです。 諸説あるのですが、色彩心理学ではピンク色は、愛情・献身・幸福を表すんだそうです。身に着けるだけで精神が安定し、幸福感を与えてくれるとまできたら、女性に限らず、男性も気になる色と言えますね。 私の知っている限りですが、これでもかという位、ピンク・カラーのタクシー車両を導入している国があります。それはタイです。ショッキング・ピンクといってもよいカラーのタクシーを滞在中、どれほど目にした事か…。かの国の文化でもあるのでしょうが、外国に来たんだなぁ~という実感を持てて、私の目には楽しいものでした。 日本のタクシー車両も、来るべき東京五輪に向けてこれからまた変わってくるかと思います。思いっきり和のテイストを感じられる、天守閣を戴いた『お城タクシー』なんてのも登場するかもしれません。  

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