月別アーカイブ: 3月 2015

地理試験満点

東京特別区(23区)・武三地区(三鷹市・武蔵野市)でタクシードラバーになるには、東京タクシーセンターで実施している地理試験に合格しなければいけません。道路及び地名、著名な建造物の所在などを筆記試験により答えるものです。40問出題され、32問以上の正解で合格となります。合格率はその都度違うでしょうが、40%位かと思います。そう聞くと大層なものと思われるかもしれませんが、暗記が主になりますので、労力と時間を厭わなければ、確実に合格できるものです。 さて、その地理試験、今日、私がお会いした方で満点をとられた方がいらっしゃいました。私自身も試験を受けておりますが、2問くらいは落としています。理由は、厄介な問題があるからです。 その問題とは、応用問題編の『最短経路に関する問題』。こんな内容です。【次の乗車地から降車地までの、最短経路で経由する交差点名を下記解答群の中から順番に選び、その記号を解答欄に記入しなさい】 解答群を見ないと何のことかお分かりにならないと思いますが、要は【近道になるルートの交差点を順番通りに書いて】という問題です。言葉だと簡単ですが、乗車地、降車地の一つでもずれれば解答も変わってくるので本当に厄介です。ですから、他の問題はともかく、この最短経路の問題も含めて満点を取るというのは、かなりの偉業なのです。 その方は、地図を見るのが大好きと言っていました。いいですね。このような方は、道のエキスパートになるのが早いでしょう。ただし、東京の地理に疎い、地方出身者だから…という方も、落ち込む必要はありません。皆さん、受けてパスしていますから。得てして、中途半端に東京の道に詳しい人より、全く知らない方の方が学問として一から憶えてくださるものです。油断しないんですね。そのような例を私はたくさん見てきました。百聞は一見に如かずです。ぜひ、体験されてみてください。

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インターナショナル

「東京は外国から仕事や観光で来る人が多いでしょうから、英会話は必須でしょ?」今日、こんなことを言われました。確かにできるに越したことはありませんが、全ての方が流暢に話せるわけではありません。皆さん各々、工夫されていらっしゃるようです。 東京タクシーセンターでは、外国人旅客接遇研修を行っています。発音・会話練習・ロールプレイ演習など基本的なことから、パスポートをなくしたなどの緊急時の対応・営業会話の応用まで、実践重視でかなりしっかりと行っている様子です。 羽田空港国際線タクシー待機所の入構条件にもなっている外国人旅客接遇研修 修了者専用レーン 入校表示板や研修修了者であることを表示する車内表示ステッカーなどがあることも研修を受ける上で大きな励みになっていることと思います。 上記のようにシステマティックに学ぶことも肝要ですが、私の知っているドライバーさんで、かなり強者の方がいらっしゃいまして、その方はご自分の知っている単語を駆使して、外国人のお客様と丁丁発止と渡り合っています。もちろん、悪い意味ではなく、欧米人のお客様などは、時としてはっきりとしたもの言いをする方が、誤解がないことがありますから、そのような意味で分かりやすい接客を心がけていらっしゃるのです。『心ありき』の基本は忠実に守り、臨機応変に応対されているそのドライバーさんの話を聞いていると、国は違えど『肝』の部分は変わらないんだと、改めて思います。      

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キューバのタクシー

先日、あるTV番組で、キューバの自動車事情について紹介しておりました。1959年のキューバ革命以降、自動車の輸入は制限されていますので、今、国内を走っているものは、1950年代のアメ車がほとんどだそうです。 観光客は、いつでもある意味で無責任なもので、今や自国ではめったに見られないクラッシック・カーのパレードを日常の中に見て、歓声を上げているわけです。 新車を購入することもままならないキューバの人にとって、自動車のオーナーになることは、相当のステータスと聞きます。なにしろ、昨年1月に自動車購入の許可制が半世紀ぶり!?に廃止されたのに、その年、上半期の自動車販売台数が50台だったという話もあるくらいです。 当然、キューバにもタクシードライバーはいますが、日本と大きく違うところは、自動車を所有していないと、タクシー業に就くことはできないということです。元々、おじいさんが所有していたとか、父のものであるとか、とにかく、半ば世襲制のようになっていることが驚きです。 実はタクシードライバーの収入は、かなりよろしいようで、お医者さんの給料が3.000円から4500円位のところ、首都ハバナの空港から街中までのタクシー料金が1.500円位と聞きます。 一往復半で、お医者さんの給料になるあたり、お国は違えど、なかなかに衝撃的な事実です。ですが、タクシーの仕事もお客様の命を預かる仕事であることに変わりはありません。いつも言っておりますが、『究極の接客業』である日本のタクシーの仕事に、もっとスポットがあたるよう、私たちもしっかりやらなければいけませんね。  

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