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ウーマン ウーマン

国土交通省が女性のタクシードライバーを応援するプロジェクトを始動させるとの事です。ひと昔前と比べて格段に女性のタクシードライバーが増えた昨今、いまさらという気がしないでもありませんが、行政側が標榜し、推し進める事にこそ意義があるのかもしれません。 女性のタクシードライバーに関しましては、これまでもいくつかの例を挙げて、お伝えしてきました。私も企業訪問した際、インタビューをする事もありますし、客として利用した際にお会いする機会も、随分と増えました。 とはいえ、業界としては、まだまだ全面的にウエルカムとは言えないのが現状です。母子家庭の方にも、もう少し門戸を開いてほしいところです。隔日勤務ですと、拘束時間も長くなるので、母不在の時間が増える事がネックになるでしょうから、昼間の勤務をもっと増やすようにしてくださると嬉しいという声も 車で外に出る仕事ですので、ドライバーさんのセキュリティー面を危惧される声も聞かれます。絶対に危険な事は無いとは断言できないまでも、最近は防犯カメラ等も普及してきたので、ある意味で犯罪の抑止力にはなっているかと思います。 これからタクシードライバーになる事を考えている女性の方が、現役の女性ドライバーに「この仕事って怖くないですか?」と、訊いている場面に遭遇した事があります。以下は、その際の回答です。 「怖いですよ。でも、その位の緊張感を持ってやった方がいいかも。転がるボールの後には、それを追いかける子供がいると考える予測運転と一緒。転ばぬ先の杖とも言うのかな。それと、外に出て仕事するという事は、どの職業であれ何かしらのリスクを伴うでしょう。コンビニの店員さん然り、銀行員さん然りですよ」 割とあっけらかんと話してくれたのですが、現役の方の話す言葉だけに重みと説得力があり、質問者もしきりに頷いていました。確かにどの仕事にもリスクはあります。肝心な事は、予測し、備えること。ちなみに先の女性・現役ドライバーさんは、営業所の中では稼ぎ頭です。ポジティブな方は、どの現場でも強いです。

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世紀の一戦

モハメド・アリさんがお亡くなりになりました。20世紀を代表するスーパースターである事に間違いないかと思いますが、お若い方はピンとこないかもしれません。不惑をとうに超えた私でも、現役時代のファイトは憶えておりません。ただ、一つの試合を除いては…です。 その試合とは、アントニオ猪木さんとの異種格闘技戦です。あまりにも有名な試合なので、ここで四の五の言うつもりはありませんが、敢えて言わせていただくと、最高に面白い試合でした。ただし、『今、見ると』という加筆を必要とします。 当時、私の周りの大人達は、予想を裏切るその結果に憤慨していたように記憶しています。今、見て面白いと感じるのは、あくまで私の場合ですが、世紀の一戦に至るまでの様々な思惑や葛藤を紹介する書物を、この40年の間に目にする機会があったからだと思います。後世の歴史家が何とやらではありませんが、現在ではこの試合の評価は一変しています。特に近年で言うMMAに造詣の深い方が観たら、ウ~ンと唸る場面がいくつかあるのではないでしょうか。 とはいえ、当時は先に書いた通り、『世紀の凡戦』と酷評されました。この一戦に自らの情熱だけでなく、社運まで賭けた猪木さんの喪失感は想像を絶するものだったと思います。試合翌日、とても外出できるような気分ではなかったと察しますが、よんどころない事情もあり、外出されたんだそうです。 「どんな罵詈雑言を浴びせられるか」 何せこの試合は昼夜合わせて視聴率が50%近くだったそうです。かんじがらめのルールの中で、真剣勝負を行った人を慮る『熟成された眼』を当日の人は持ち合わせていませんでした。それもそのはず、この一戦の詳細なルールが明かされのは後年の話です。 自宅を出てすぐ、1台のタクシーが猪木さんの前を通り過ぎて停まり、わざわざバックしてきたそうです。ドライバーさんは窓を開けて一言、「猪木さん、昨日の試合よかったよ。お疲れさまっ!」と声をかけたんだそうです。 なにげない、本当になにげない一言だったそうです。ですが、「その一言で、どれほど救われたことか」と、後年の猪木さんはインタビューで語っています。このエピソードが猪木さんの口から語られた事は1回2回ではありません。よほど嬉かったのでしょうね。 一言で人の気持ちは生かされ、殺される事があります。試合翌日に最初に声をかけた人が、タクシードライバーだったというのが、何だか嬉しいですし、よかったと思います。お客様と時には心の距離が近くなる、この職業に就いている人特有の気遣いが、そこにあったのではないでしょうか。 私の知っているベテランのタクシードライバーは、『車中は人生劇場だ』と言いました。そこでは、ドライバーは黒子であり、察すること、慮ることが何より大切だとも。絶妙な距離感をキープし、それでいて時には失意のどん底にある人を、一言で勇気づけられる場合もあるタクシードライバーという職業。 平たい言い方ですが、私はカッコいいと思います。            

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道交法

先月の1日に道路交通法施行規則の一部が改正されました。二種免許の聴力検査時に、補聴器の使用が認められるようになったのです。 これまで二種免許の聴力検査は、約10m離れたところから90デシベルの音が、補聴器を使わずに聴こえるか否かを、判定しておりました。 デシベルという単位も含めて、一般の方には馴染みのない話かもしれませんね。 言うまでもなく、タクシードライバーの仕事は、お客様を自分の運転する車で安全に目的地まで送迎する仕事です。言い方を変えれば、人命をお預かりしています。ですので、全ての方に無条件で交付する事は難しいにしても、門戸を開放する姿勢は行政には見せてほしいとは常々、思っておりました。 ある方は、タクシードライバーの仕事に就きたいと思っていましたが、その時は道交法の改正が間に合いませんでした。ですが、近い将来、改正される事が決まっていた時期でしたので、タクシーに関わる仕事に一旦、就かれて、現在はその機会をうかがっていらっしゃいます。 いいですね。可能性がある状態とそうでない状態とでは、取り組む姿勢が違ってくるかと思います。

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ありえないランキング

先日、テレビのニュース番組で、都内のあるタクシードライバーさんにスポットを当てた特集を放送していました。リアルタイムで見た訳ではなく、「こんなのやってましたよ」と、情報提供をしてくださった方がいたのです。本当にありがたい事です。 そのドライバーさんは、お年を召した方でしたが、乗る方、乗る方に気さくに話しかけ、芯からタクシードラバーという仕事を楽しんでいる…? というより、謳歌しているように見えました。『謳歌』という言葉は、元々、声を【合わせて】歌う、声を【揃えて】褒めたたえることなど、一人でなく【皆】 で共有するという意味があります。ニュース映像を見る限り、マンツーマンの接客でしたが、それでもこの『謳歌』という言葉が 相応しく思えたのは、その方が人数を凌駕する位の明るさと個性を放っていたからだと思います。 とはいえ、お客様とフランクに話すその営業スタイルは、誰でも彼でも出来る訳ではない、その方独自の経験則と個性を最大限に活かしたものだと思います。そこを分かっていないで、ただ模倣しようとすると、クレームに直結する恐れもあるので注意が必要です。 タクシードライバーさんの『ありえない接客』について、お客様という立場になって、何人かと話をした事があるのですが、敢えてその内のいくつかをご紹介したいと思います。通常で あれば良いところにスポットを当てなければいけないのですが、それだけではフェアではないですし、これからこの仕事を目指す方にとって、反面教師に していただきたい気持ちもある事をご理解ください。 もっとも、相当にとんでいる人をセレクトしたので、その必要すらないかもしれません。順位をつけていますが、あきれ・怒り指数としてではなく、あくまで独断である事をお断りしておきます。 第5位 何を言っているのか分からなかった 時の総理で『言語明瞭 意味不明瞭』と言われた人がいましたが、そちらとは流派が違い、言っている事がよその国の言葉に聞こえる位、滑舌の悪いドライバーさんでした。極端に言うと「かしこまりました」が、「カシューナッツありました」に聞こえます。その割によく話しかけてくる方で、こちらの方が気を遣うような始末でした。これでは本末転倒と言わざるを得ません。 第4位 ほぼ歯がなかった 入れ歯や差し歯に不具合があり、当日たまたまその状態だったとしたら気の毒な話なのですが、歯が『ほぼ無い』状態で接客するというのはアウトだと思います。たまに運転中に振り向き、全開で笑顔を見せてきたそうですが、キラー・スマイルはもちろん、運転中に振り向く事自体、そもそもがNGです。 第3位 大門(だいもん)風サングラスをかけていた 『西武警察』という刑事ドラマの中で、捜査課のリーダーがかけていたレイバンのティアドロップフレームの事です。フィクションとはいえ刑事がかけるのもどうかと思いますが、接客業を生業としている人がかけるのも何をかいわんやです 。その日は陽の光がまぶしい日ではなく、けっこうな曇りの日だったそうです。 第2位 車内がぺヤングだった 商品のブランド名を出して恐縮ですが、皆さんご存知のソースやきそばの事を言っています。もちろん、こちらの商品が悪い訳ではありません。私などは、空手部風の部員が「オスッ!」と屋台のオヤジに返事をしている、使い回しし過ぎて画質が粗くなったCMの頃から、こちらの商品のファンです。問題は『残り香』です。車内で食べたであろうぺヤングの匂いで、誰しも悶絶したくはありません。マナー以前の問題だとも思うのですが…。 第1位 歌を聞かされた 「いくら何でもこれはないでしょう」情報提供者にガセネタ疑惑の眼差しを向けました。よくよく話を聞くと、自作の歌やアカペラで急に歌い出した訳ではなく、ラジオの歌謡曲に合わせてドライバーさんが結構なボリュームで歌ったんだそうです。お客様としたらご自分の好きな曲だった場合、オリジナルの歌声でうっとりと聴き入りたいもの。それを、よくわからない人の声で上書きされる訳ですから、これはこれで大変な迷惑です。 上記はごく一部の方々です。大多数の方は真面目に、ひたむきにやっていらっしゃいますので誤解なきよう。今や業界も試験に接遇を盛り込み、これまで以上にそちらの方面にウェイトを置いています。いい加減な接遇をしているドライバーさんは淘汰されていくでしょうし、またそうならないといけないとも思います。              

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いろいろなタクシー

前々回、東京オリンピックに向けて海外から来られるお客様のために天守閣を戴いたお城タクシーなんてのも…という話をしましたが、それは突飛な発想過ぎるにしても、世の中実に様々なタクシーがあるものです。 ベンツ、BMWはもちろん、キャデラックやボルボなど、「えっ!?タクシー!?」と思ってしまうような車種を使ったタクシーも。個人的には光岡のガリュー(こちらもタクシー車両であり)に乗ってみたいですね。後は、エッヘン気分でトヨタ・センチュリーなども一度は乗ってみたいものです。 車種自体は見慣れたものでも、ラッピングが斬新なタクシーもあります。お馴染みの熊本県のゆるキャラ『くまもん』のものや、アディダスがサッカー日本代表のユニフォームをイメージしてラッピング装飾を施した『adidas 円陣タクシー』もよかったですね。選手数通り11台限定で、うち4台に選手の直筆サインが入っているプレミア車両なんてものもありました。乗車すると記念手帳がもらえた事もファンには嬉しい特典でした。 ピーカンや心地良い風が吹いている時、オープンカーに乗って見たいと思う時があります。とはいえ、所有でもしていない限り、なかなかに乗る機会はないもの。ところが、都内のある企業ではオープン・ハイヤーを導入しています。どうでもいい話ですが、私は子供の頃からハイヤーという言葉を聞くと、騎士か戦国武将の姿を想像してしまいます。掛け声のように聞こえるからでしょうか、「ハイヤーッ!」って。ですので、騎乗しているが如く風を感じられるオープンカーとハイヤーは、私の中で絶妙にマッチしています。 さんざっぱら書かせていただきましたが、ビジュアルでは『うどんタクシー』が私の中では筆頭です。うどん王国・香川県で実際に走っています。タクシーの天井に付いている社名表示灯(行灯)が『うどん』を模しています。浅草の合羽橋道具街で見かける食品サンプルに負けないくらい、なかなかに旨そうです。うどん店へお客様をご案内できる『うどん選任乗務員』になるためには、筆記試験・実地試験・手打ち試験にパスしなければなりません。うどんの手打ち試験を行う時点で、「タクシーから離れているし」とういうツッコミの声も聞こえてきますが、『売り』となる名物がある地域ならではのユニークさです。 かように実にいろいろなタクシーがありますが、お客様に心から楽しんでいただくという接客業の要を押さえた企業姿勢は、素晴らしいの一語に尽きますし、利用者としても楽しい事はウェルカムです。まだいろいろとありそうです。またご紹介していきたいですね。      

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いろいろなドライバー

『旅客自動車運送事業』とういう言葉があります。広義では他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送する事業という事になりますが、その中でも細分化されていまして、簡単にではありますが、説明しますと以下になります。 『一般乗合旅客自動車運送事業』→路線バス、都市間バスなどが挙げられます。運行する時間と経路をあらかじめ定め、不特定多数のお客様を乗り合わせて行う事業です。 『一般貸切旅客自動車運送事業』→貸切バスなどがここに入るでしょうか。企業・団体等と運送の契約を結び、車両を貸し切って運送する事業という事になります。 『一般乗用旅客自動車運送事業』→使用する車両は、乗車定員が10人以下の自動車になります。そうです。タクシー・ハイヤーがここに該当します。 さて、ようやっと出たタクシーとハイヤーですが、その違いとは何でしょう。よく訊かれる事ですので、違いを簡単にご説明させていただきます。まず、タクシーはお客様の求めに応じ、街中での乗車が主になります。片やハイヤーは完全予約制になります。 両方の仕事に共通している事は、お客様にご利用いただく事、そして二種免許が必要な事です。その二種免許を取得する際にも、以下のような資格が必要になります。 【21歳以上かつ大型、中型、普通、大型特殊免許のいずれかの免許を現に受けており、経験が通算3年以上の方】 他にも視力検査等の諸条件はありますが、ここでは意外と難関と言われている二種免許の事にウェイトを置いて少しお話ししたいと思います。意外となんて言ってしまいましたが、普通免許を持っている方は、『既に通って来た道』と軽く考えてしまい、油断をしてしまう傾向があるので、敢えてこの言葉を使いました。合格率は決して高くありません。ある年のデータでは、普通免許の合格率が68.9%に対して、二種免許の合格率は34.1%でした。 確かに難関ではありますが、全国でタクシードライバーの数は35万人を超えている訳ですから、恐れるに足りずともいえます。ですが、人には得手・不得手があります。どうしてもタクシードライバーの勤務形態が自分には合わないという人もいるかと思います。 そのような方には、二種免許を必要としない、それでいてお客様のニーズに応える事ができるプロフェッショナル・ドライバーの仕事があります。お客様(主に企業)の求めに応じて、ドライバーさんをアウトソーシングする形態です。 タクシーの仕事は、自ら創意工夫してお客様を、ある意味で開拓していく仕事です。『攻め』の姿勢が肝要ともいえます。今回の企業専属ドライバー(ここではそのように言います)は、当然、自ら動く事はNGなので、いかにお客様のご要望に臨機応変に応える事ができるかが肝要になります。 適材適所の言葉通り、タクシーの勤務形態は合わなくても、後者の勤務形態がピタリと当てはまる人はいます。個人的にはご自分に合うフィールドでのびのびと仕事をされる事が、メンタルヘルスの見地からも何よりの事かと思います。 ご興味のある方は、お気軽にタクシーハローワークまでお問い合わせください。      

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ピンク・カラー

最近は家電や小物など、随分とカラフルなものが増えましたね。ただ、驚いたのはピンク色の霊柩車がある事を聞いた時です。洋型霊柩車との事ですが、どちらにしましてもなかなかに思い切った発想かと思います。 タクシー車両も御多分に洩れず、こにきて随分と車体の色に変化を見せております。実際、ピンク色の車体にやわからいフォルムの車両を導入し、女性ドライバーが運転するセクションを設けている企業はあります。街で走行しているところを見てみたいものです。女性ドライバーの数は依然増え続けているだけにこれから大いに期待したいところです。 女性の好きな色、もしくは女性らしい色というのは、ピンクになるのでしょうか。世代にもよるかと思いましたので統計を調べてみましたら、全世代を通して、ピンクを好きな色として挙げている女性がやはり多いようです。 諸説あるのですが、色彩心理学ではピンク色は、愛情・献身・幸福を表すんだそうです。身に着けるだけで精神が安定し、幸福感を与えてくれるとまできたら、女性に限らず、男性も気になる色と言えますね。 私の知っている限りですが、これでもかという位、ピンク・カラーのタクシー車両を導入している国があります。それはタイです。ショッキング・ピンクといってもよいカラーのタクシーを滞在中、どれほど目にした事か…。かの国の文化でもあるのでしょうが、外国に来たんだなぁ~という実感を持てて、私の目には楽しいものでした。 日本のタクシー車両も、来るべき東京五輪に向けてこれからまた変わってくるかと思います。思いっきり和のテイストを感じられる、天守閣を戴いた『お城タクシー』なんてのも登場するかもしれません。  

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時間の売り買い

『かゆいところに手が届く』という言葉がありますが、先日、痛感するような出来事がありました。  仕事柄、企業訪問に伺う機会があるのですが、一日に数社、訪問する際はタクシーを移動の手段にする場合が多々、あります。 ついつい熱が入ってしまうと時間がオーバーしてしまうのが商談というもの。次の予定が入っているとはいえ、そうそうこちらから切り上げる訳にもいきません。結果、次の訪問先への移動時間がギリギリになる事も。今回も正にそうでした。 訪問先を辞去した後、時計を見るとすぐにタクシーを手配して最寄り駅へ向かえば間に合う計算です。そこはプロ。タイムスケジュールはきちんと管理しています。ところが…です。私が訪問していたエリアは、ある時間帯、ほぼタクシーが通らなくなる事が判明しました。交通量はそこそこあります。幹線道路でひたすら待ったのですが、一向にタクシーが通る気配はありません。こんな時こそ、各社の配車アプリを使うべきなのでしょうが、この時はその時間すらありませんでした。    「どうしよう、どうしょう」気持ちは焦るばかりです。 そこへ一台のタクシーが、まるでスローモーションのようにスゥ~と停車してくれました。冒頭の言葉でいうところの「そこ!痒いところはそこですぅ」状態です。大袈裟ではなく、私には後光の差した神々しい乗り物に見えました。ドライバーさんにも「いやぁ~待っていたんです。助かりました」と、感謝の言葉を述べ、早速、最寄り駅へ。 私は多くのタクシードライバーさんと話をする機会があります。その際、「この仕事は感謝される事も多いんですよ」という言葉を直に聞いています。お客様からの感謝の手紙を見せていただいた事も一度や二度ではありません。もちろん、自身が利用した際も感謝の言葉を伝えたことはこれまでにもありました。 ですが、今さらながらタクシードライバーさんは、ある人と場合によっては、かけがえのない大切な時間を売ってくれるありがたい存在なんだと改めて気づきました。タクシー業界に自分が関わっているからではありません。ニュートラルなスタンスで、利用する側としてもそう思うのです。 あるベテランのタクシードライバーさんがおっしゃっていました。                     「私たちは、お客様に時間を買っていただいているんですよ」と。                  こちらとしては、お互いさまですが、けだし名言だと思いましたね。

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時間の感覚

いきなりで何ですが、年齢を重ねると時間の感覚がことさらに速く感じられます。 夢中になって物事に打ち込んでいる時も同様かと思います。仕事柄、多くのタクシードライバーさんと話をさせていただきますが、売り上げのよいドライバーさんの口からは、「あっという間に朝が来る」という言葉をよく聞きます。 本来、隔日勤務(1日おきの勤務)であるならば、勤務時間はうんと長く感じるはずです。実際、1日で2日分の仕事をしますので、拘束時間は長いです。で、あるのに「もう朝?」とは、それだけ密度の濃い時間を過ごしているという事。 戦略を考えて、動き、一喜一憂する時もある…(し過ぎてはいけないという話もありますが)その渦中では時計の針など意味を成さない場合があるのですね。ゲーム、麻雀、物を書く(描く)など何でもよいですが、夢中になって何かに打ち込んでいる時、時間の感覚を忘れる事がありますよね。その時間こそがその人にとって、生(活)きている尊い時間になるのではないでしょうか。 活きた時間で対価を得たいものです。  

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暗記もの

試験。人にもよるのでしょうが、あまり良い言葉とは思えません。生まれてから学校を卒業するまで、または社会人になってからも、人によってはどこまでも付いて回る言葉ではないでしょうか。経験や地域によっては、タクシードライバーも避けて通ることはできない必須のものかと思います。 二種免許はもちろんですが、東京・神奈川・大阪の特定指定地域で営業を行う場合、『地理試験』というものがあります。別の回で述べていますので、詳細は割愛させていただきますが、一言でいうと『暗記もの』です。 計算などと違って、これに関しては根気と時間が必要です。様々な方法が有るかと思いますが、やはり王道に勝るものはなく、地道にコツコツ覚えていくのが近道のようです。ただし、それでは面白くありません。学生時代、歴史の年号を覚える時に使った語呂合わせもよいでしょうし、要は自分の憶えやすいものにうまく絡ませていけば楽しくなると思います。 地理試験ですが、有名な建物や施設を地図を見ながら答える問題があります。自分の知っている所ならいざ知らず、全く知らない行ったっこともない所など、何をどう関連づけたらよいのかさえ分からない場合があります。 そのような時は、時事を利用するのも方法の一つかと思います。例えば、アメリカ大使館とロシア大使館の間にフランス大使館があるとしたら、(実際はそうではありません。あくまで例です)今のロシアの大統領が、アメリカの大統領からは上からプレスされ、フランスの大統領からは下から突き上げられている姿を連想すればよいのです。 ビジュアルを頭の中に思い描ける人にはお勧めの方法ですが、それができない人もいらっしゃいます。ご自分がそのタイプかお分かりにならない方は、頭の中でリンゴを連想されるとよいと思います。瑞々しい、真紅のリンゴを想像できるでしょうか。仮に真紅でなくても、切られた状態で楊枝の刺さった状態でもよいのです。くっきりと想像できるか否かが、ここでは重要です。出来ない方は、人間にとって欠くべからざる普遍的なものに頼るのも方法の一つです。 それは食欲です。先の例でいえば、その国とって象徴的な食べ物を思い浮かべます。ビジュアルは問いません。他の感覚、例えば味覚、嗅覚に頼ってもよいのです。当然、人によって思い描くものも違うでしょう。アメリカであれば、ハンバーガー、フランスであればクレープ、ロシアであればピロシキなどが、私のイメージするその国の象徴的な食べ物です。 ハンバーガーを食べた後、クレープを食べたら、最後にピロシキが出たなど、うまく順番だてて覚えます。ショップに行くのも有りですね。最初、ハンバーガーショップに行って、それから…、というように。暗記ものは自分なりのアレンジを加えられるので、場合によっては憶えることが楽しくなることがあります。皆さんも何か一つ試験を受けてみませんか。

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